異島工房の休憩室

小説を書いていないところです

カリブのジャズでキマろう

つまり、事務連絡だけエントリしてもこのブログがどういう方向に行くのか読んでいて分からないというのがあり、大体どういう感じで進んでいくかというかを示すお試しキット、ゲートウェイドラッグという事です。

 

グルーヴでキマる

そういえば、こんな事件がありましたね。

 

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文春に感謝するどころではないアクロバティックな感謝で某八分音符シャープ系タレントに圧倒的な差を見せつける元花の里の女将ですが、我々は彼女の辿った道から学ばねばなりません。即ち、

 

「キマるなら合法的にキマろう」

 

ということです。

 

一口にキマるといってもいろいろあるでしょうが、今回紹介していくのはいわゆる「プリミティブリズム系」です。

 

個人的に、音楽を用いたキメ方は、

①鑑賞方法を工夫してキマる

②キマる仕掛けのある音楽を聴く

この二つに大別されると考えていて、今回紹介するのは後者になるわけです。

 

プリミティブリズム系というのは、そのまんまで、「聴いているうちに自分がアフリカにいたたった一人の人類ルーシーだった頃に回帰出来るようなリズム」を感じる曲ですね。すごくレヴィ=ストロース前後の文化人類学的歪みを感じるワードチョイスですが、黙殺します。

 

さっそく紹介していきましょう。

 

キューバはつよい

 

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始祖です。キューバの伝説的なフュージョンバンド、Irakereです。赤い優しさに耐えられなくなったバンドメンバーがしばしばアメリカへ亡命していくことで有名ですが、やはり大量の打楽器による強みを強く感じられます。ラッパにおそらく亡命前のArturo Sandovalがいますね。キューバのボロい楽器で平然と広範な音域を吹きまくっているので、ここには正義があります。ラムを泥酔するまで飲んだ後に、リズムに合わせて激しくヘドバンしながら全裸で踊ると相当キマります。テキーラでも可。というかこの手の曲はこれで相当キマれるので、どんどん応用していきましょう。

 

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次。Irakereの中心人物であるピアニストのChucho Valdesがプロデュースした若きサックスプレイヤー、Carlos Miyaresのアルバムです。クラーベといって、2:3あるいは3:2の打点でとられる基本リズムがアフロ・キューバン系の音楽には流れ続けるのですが、奴らのリズム感は異常なので、位置が気持ちいい場所にヨレまくります。日本人だから乗れないのかと最初は思ったのですが、白人がやってるクラーベを聴いた後にキューバに還ると同じヤバみを感じたのでつまりそういうことです。編成が大分コンパクトです。夜向けのアルバムだと思うので、静かにキマる事ができていいです。ダウナーですね。

 

 

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2016年に出たアルバムですね。Harold Ropez-Nussaという若いピアニストのリーダーアルバムですが、牧歌的な曲から激しめの曲まで取りそろえられており、汎用性が高いと言えます。クラーベも、上のMiyaresのものと比べると聴きとりやすいですね。キマり度数でいうとそこまで高くは無いかもしれませんが、どんなシチュエーションにも耐えうる免震構造を感じます。9月に東京に来るので是非観ましょう。

 

 

キューバの現代ジャズの様相に関しては、素晴らしいドキュメンタリー映画があるのでそちらを参照してください。サルサだけではないのです。キューバはつよいのです。

 

キューバはアメリカと国交正常化に向かっているというのがあり、大規模な米国資本流入で国の様子が一変すると言われています。というか2,3年前から言われているのでもう行っても大分アメリカ感が出てきているかもしれません。気になって仕方ない人は、キューバに行きましょう。

 プエルト・リコにも行け

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アメリカの属領みたいな事になってるプエルトリコですが、某食材を巡って殴り合う漫画の影響か、プエル・トリコだと思っている人が多いようです。プエルト・リコです。リーダーのサックスプレイヤー、Miguel Zenonは、ジャズの本場アメリカにおいても圧倒的な技術力と個性的な音色、確かな音楽性で名を馳せるプエルトリコの英雄です。立場的には柩木スザクが近いか。というのもプエルトリコは現在デフォルトしたりと大変であり、アルバム"Esta Plena"では祖国の窮状に対して相当バチギレています。前へ前へと突き進むような曲が多く、Villa Palmerasのソロではグラミー賞のベストソロ的なサムシングを受賞したようです。

ガンガンスペイン語歌って踊っていきましょう。

 

一回目なのに長すぎます。休憩します。